Pixela(草グラフ)で習慣を可視化する方法|GitHubライクな継続記録の始め方
Pixelaを使って習慣をGitHubの草グラフのように可視化する方法を解説。APIの使い方から継続記録の始め方まで、エンジニアにもビギナーにもわかりやすく紹介します。
GitHubのプロフィールページにある「草グラフ」——コードをコミットした日に緑のマスが塗られていく、あのビジュアルを見て「自分もこんな継続記録を作りたい」と思ったことはないだろうか。エンジニアのKawasaki Yuki氏が作成したPixelaは、まさにそのGitHubライクな継続記録グラフを、プログラミングや運動など任意の習慣に対して作成できるサービスだ。
GitHubアカウントがなくても使えて、記録できる内容はコード以外の何でもいい。読書した日、ランニングした距離、瞑想した時間——自分が記録したいあらゆる習慣を草グラフとして可視化できる。
Pixelaの基本的な仕組み
PixelaはREST APIベースのサービスだ。GUIの操作画面はなく、curlコマンドやHTTPリクエストで操作するのが基本となる。少し技術的に聞こえるが、基本的な操作は数行のコマンドで完結するため、初心者でも慣れれば問題ない。
アカウントを作成すると、一意のユーザー名に対してグラフ(Graph)を複数作成できる。グラフには毎日Pixel(記録の単位)を追加していく。記録した値の大小がグラフの色の濃さに反映されるため、「今日は2時間勉強した」「30分だった」という差が視覚的に表現される。
作成したグラフはURLで公開でき、Twitterのプロフィールや個人ブログに埋め込むこともできる。
セットアップ手順
1. アカウント作成
以下のcurlコマンドで登録する(<username>と<token>は自分で決める任意の文字列)。
curl -X POST https://pixe.la/v1/users \
-d '{"token":"<token>", "username":"<username>", "agreeTermsOfService":"yes", "notMinor":"yes"}'
2. グラフを作成する
curl -X POST https://pixe.la/v1/users/<username>/graphs \
-H 'X-USER-TOKEN:<token>' \
-d '{"id":"reading","name":"読書","unit":"分","type":"int","color":"shibafu"}'
colorはshibafu(芝生)のほか、momiji(紅葉)、sora(空)、ichou(イチョウ)、ajisai(紫陽花)から選べる。
3. 毎日記録を追加する
curl -X POST https://pixe.la/v1/users/<username>/graphs/reading/<yyyyMMdd> \
-H 'X-USER-TOKEN:<token>' \
-d '{"quantity":"30"}'
<yyyyMMdd>は記録する日付(例:20260405)、quantityは記録する値(分数や回数など)。
4. グラフを確認する
https://pixe.la/v1/users/<username>/graphs/reading.html にアクセスするとグラフが表示される。
継続を楽しくする活用のコツ
スマートフォンショートカットと連携する
iOSのショートカットアプリでPixelaへのHTTPリクエストを自動化すると、アプリから1タップで記録できるようになる。「読書完了」というショートカットをタップするだけでグラフが更新される。
複数の習慣をグラフ化する
Pixelaは1アカウントで複数のグラフを作れる。読書・運動・音声日記など、並べて管理することで習慣の全体像が見えやすくなる。トークマネで音声日記を録音した後にPixelaへの記録も行うようにセットにすると、2つの習慣が連動して継続しやすくなる。
公開して継続のモチベーションにする
グラフをSNSで公開することで、外部からの承認が継続の後押しになる。「今月の読書グラフ」を毎月シェアするルーティンにすると、グラフを途切れさせたくないという動機がさらに強くなる。
草グラフが緑に塗られていく様子は、小さな達成の積み重ねを可視化してくれる。見えない努力を見える形にすることが、継続の力を引き出す最もシンプルな方法の一つだ。
