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大人のADHD診断後に習慣を再設計した体験談|生活が変わった3つの工夫

「なんとなくずっと生きにくかったが、30代で初めてADHDと診断された」——大人になってからADHDと診断される方が増えています。診断後に「なぜ今まで習慣が続かなかったのか」がようやく理解でき、そこから習慣を再設計して生活が変わったという体

「なんとなくずっと生きにくかったが、30代で初めてADHDと診断された」——大人になってからADHDと診断される方が増えています。診断後に「なぜ今まで習慣が続かなかったのか」がようやく理解でき、そこから習慣を再設計して生活が変わったという体験談を紹介します。

診断前と診断後の「違い」

Tさん(32歳・エンジニア)は、子どもの頃から「片付けられない・忘れ物が多い・締め切りギリギリになる」という傾向がありましたが、社会人になってからも「自分が怠け者なだけだ」と思い続けていました。

31歳のとき、職場の産業医との面談をきっかけにADHD(注意欠如多動症)の診断を受けました。診断後、「意志力の問題ではなく、脳の特性の問題だった」という理解が生まれ、「自分に合った設計」を探す姿勢に変わりました。

ADHDの特性を踏まえた習慣設計

ADHDには多様な特性がありますが、習慣形成に影響しやすいのは以下のような傾向です(症状・程度は個人差があります)。

ワーキングメモリの課題: 「やろうと思っていたこと」を忘れやすい。メモを取っても、メモを見ることを忘れる。

時間感覚の違い: 「あとでやろう」が実際に動けないまま時間が過ぎる。締め切りの直前にならないと動けない。

切り替えの困難: 集中して作業していると、次のタスクへの切り替えが難しい。

Tさんがこうした特性を踏まえて設計し直したのが、以下の3つの工夫でした。

生活が変わった3つの工夫

工夫1: 音声リマインダーを「体に紐づける」

「あとで確認しよう」と思った情報は、思った瞬間に声でメモします。スマートフォンを取り出す・アプリを開くという複数ステップが「後でいいか」につながるため、「その場で口から出す」だけで完結できる音声メモが機能しました。

毎朝起きたら「今日のタスク3つを声で言う」という習慣も定着しました。書いたタスクリストは忘れますが、声に出したことは記憶に残りやすかったというのがTさんの体験です。

工夫2: タスクを「超小さく」分解する

「企画書を書く」というタスクを見ると、どこから始めればいいかわからず停止してしまうことがありました。これを「企画書のタイトルだけ書く」「最初の1行だけ書く」という超小さいステップに分解し、最初のステップだけを今日のタスクにしました。

「始める障壁」を下げることが、ADHDの特性を持つ人の習慣設計において特に重要だと感じています。

工夫3: 「終了の儀式」で切り替えをサポートする

作業の終わりに「今日終わったこと・明日への引き継ぎ」を声で30秒録音する習慣を作りました。この終了の儀式が、仕事モードからオフモードへの切り替えの合図になりました。

トークマネのような音声記録ツールは、こうした「終了の儀式」の録音を積み重ねる場として活用しています。

トークマネ編集部の見解

トークマネは、ADHDの特性を持つ方の「声でメモする」習慣を支援することを大切にしています。書く・タイプするより素早く記録でき、声という形式がワーキングメモリの補助として機能することがあります。

まとめ

大人のADHD診断後に習慣を再設計した体験から見えてくるのは、音声リマインダーの即時活用・タスクの超小さな分解・終了の儀式による切り替え支援という3つの工夫です。ADHDの特性に合わせた設計は、「自分に厳しくする」ではなく「自分の脳に合った仕組みを作る」という視点から生まれます。

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。医療上の診断・治療については必ず専門家(医師・カウンセラー等)にご相談ください。

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